お薬Q&A
新型インフルエンザについて教えてください |
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今年の5月はメキシコ発の新型豚インフルエンザで日本は大変なことになりました。いまは、情報のパンデミックが落ち着いたところですが、新型鳥インフルエンザのパンデミック(感染症による世界的流行)が実際に起きたら、たいへんな被害になることでしょう。今回はついにフェーズ6まできました。 不思議なことに、新型インフルエンザでは若年性の感染者が多くみられました。また、若い人に重症化する傾向もあるそうです。 それは、若いために、体の免疫機構が過剰に反応して、自分自身を傷つけてしまう「サイトカイン・ストーム」が起きているためだと考えられています。サイトカイン・ストームは免疫機能がよく働いている若い人が起こしやすい現象です。これが起こるとあらゆる臓器が損傷し、重篤な状態になります。 新型インフルエンザの治療には、ウイルスの増殖を防ぐ「タミフル」や「リレンザ」があります。ウイルスの増殖を防ぐので発症後なるべく早く服用することが大切です。
現在、H5N1型鳥インフルエンザのプレパンデミックワクチンが2009年4月現在で3000万人分備蓄されているはずです。これは医療関係者やライフライン従事者に接種されます。国民全員に向けた今回の新型インフルエンザのワクチンはこれから製造されます。2500万人分のワクチンは今年中に製造されるようです。それとは別に季節性用インフルエンザワクチンは3000万~4000万人分が確保できています。
インフルエンザの流行のスピードを遅らせるためには、社会全体が協力していくことが大切です。いつも、マスクを忘れずに、手洗いを心がけ、健康維持に注意しましょう。 |




過去の新型インフルエンザはすべて、弱毒性でした。今回の豚インフルエンザも弱毒性です。鳥インフルエンザのH5N1の強毒性よりは健康被害が少ないことは確かです。
インドネシアでの強毒性のH5N1鳥インフルエンザ感染者のタミフル服用時期と生存率の発表では発症1日以内でタミフルを内服していれば生存率は100%でした。
今から、私たちに出来ることは、どんなことでしょうか。